| 実施日 | 2024年2月10日 |
★ホストクラブ(地区番号順)(「RAC」表記省略)
2530 福島中央・2580 東京池袋豊島東・2590 川崎大師・2610 小松・2620 静岡・2640 松原・2650 京都南・2660 大阪南・2670 徳島・2680 神戸須磨・2760 名古屋熱田・2770 浦和北・2790 鴨川・2800 南陽東・2840 前橋
昨年度は同じような形で3/11-12に3.11事業を行いましたが、実行委員長はその翌日からまた「何かやりたい」と言い始め、「また何かやろうよ」と声をかけてくれました。
ローターアクトにはホストを輪番で回し、全国のローターアクターが一同に集まる「全国ローターアクト研修会」というのを年に一回開催していますが、それよりも
・もっと自発的に
・もっと運営者と体験者が近い距離で
・もっとアクティブでない会員にも
という思いのもと、実行委員長が全国のクラブに声をかけ、「我こそは」というホストクラブを集めました。そのホストクラブで役割やプログラムを分担し、当日まで直接顔を合わせる事無く全てzoomやLINE、Googleドライブを使い進めて行きました。
参加者については、ホストクラブだけでなく今回も全国に案内を出させていただき、ロータリアン、ローターアクター総勢170名以上のご登録をいただきました。当地区にも案内をしたところ、甲府南RACより3名のご登録をいただきました。入会の浅い、だけどやる気のある会員も参加表明をしてくれた事から、「絶対に良い機会にさせる！」と私も気合が入りました。
3.11事業でも、震災について学ぶ事が出来るようにホストクラブで設るという事の他、
・企画から運営・実施までの一連の流れを、入会が浅い会員も経験できる機会にする
・色々な地域のローターアクターがリアルに集まる機会を最大限利用してもらう
と言ったコロナ禍で発生した問題や課題を解決しようと別途プログラムを組みましたが、今回はそれらに大きくフォーカスしました。新会員には
・例会や事業を企画する楽しさ
・例会企画、着想の学び
ベテラン会員には
・「楽しさ」の再確認
が出来る機会を提供しようとプログラムを考えていきました。
⚫︎RI理事 卓話「国際ロータリーからローターアクトに求められること」
RI理事の方に卓話を依頼させていただいたところ、快く引き受けてくださり、ローターアクターにとってこの上ない貴重な機会を作る事が出来ました。ローターアクターがまだあまり知らないであろうRIの事等も詳しく紹介いただき、国際ロータリーの中に自分達(ローターアクター)が居る、という構図を知る事が出来たと思います。
⚫︎名古屋熱田RAC事業モデル 卓話「ローターアクトのマネタイズ」
昨今のRIの方針により、ローターアクター像が変わりました。その像を先駆けて実践している第2760地区の名古屋熱田RACの事業モデルを説明していただく卓話を行いました。資金運営、地域団体との関わり、RAC存在する意義等、参加者に響く内容になっていました。一から考えるのが難しければ、今回紹介していただいた事業を全国各地のRACがそれぞれの地域で真似れば立派なオリジナル事業になります。
⚫︎パネルディスカッション「様々なローターアクターの考えを聴こう」
普段、研修会等の多くは「なんか偉い人が前で喋ってるのを聞く」という受け身(が多くなってしまうような)の構図ですが、今回は様々な背景を持つ同世代のローターアクターがパネラーとして登壇し、色々な意見を聞く、という時間も用意しました。登録を開始し、出揃った登録者の在籍年数の分布を見てそれに合わせて少し内容を調整した部分もありました。パネルディスカッションチームが全国から血眼で探し出したイチオシローターアクターであるパネラー達(入会一年目のローターアクターも！)の等身大の話に皆釘付け。見る前と見た後で誰かの何かが変化していたら幸いです。
⚫︎グループディスカッション「ローターアクトの楽しさを再発見しよう」
入会3年以上、入会3年未満のグループに分かれて自分のクラブの現状や課題を話し合いました。他の人のモチベーションやクラブで取り組んでいる事を知る事によって、自分のクラブの解決方法が見つかるかもしれない、そんな結果を期待しました。3年以上のグループにはロータリアンの方々も含まれていて、課題そっちのけで話し合うグループも？！
⚫︎合同例会ディスカッション
会員数が少ない、企画をする会員が少ない、という声も大きく聞かれた為、友好地区との国際奉仕・社会奉仕・クラブ奉仕・専門知識開発の合同例会を企画立案する時間も作りました。ローターアクターの凄いところは「1時間でやれ」と言われたら本当に1時間で発表するところまで出来上がる所です。是非この「やれば出来る！」の実感も各地区・クラブへ持ち帰り、実践してください！(実行委員長としては、今回企画立案をし、その後本当に合同例会を開催するところまでプログラムでやりたかったそうなのですが…)。
とにかく今回は
・様々な人と交流する機会
・様々な意見を聞く機会
・様々な事例を共有する機会
・例会(事業)を企画する機会
等を提供しました。参加者の誰一人も取り残さないプログラムを用意したつもりですが、今日得た事、そこから今後どうするかは参加者次第、です。
2日間を濃い時間にする事が出来たのではないかと思います。内容が盛りだくさんの為時間がパツパツで5分以上の休憩時間は作れなかったのですが、全国各地のローターアクターからいただいたお土産(お菓子)のブッフェで皆盛り上がっていたり、研修会後の懇親会、二次会、三次会、四次会…で今までは年一回の全国ローターアクト研修会でしか会う事が無かったような遠くの地域のアクターとお互い交流している皆を見て、ホストクラブになれて良かったなと思いました。
ご不便かけた部分もありますが、ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。ご協力ありがとうございました。
