実施日 | 2023年11月25日 |
当地区からは山静学友会の曽根眞人会長はじめ、4名の学友と2620地区柳場学友委員長にて参加してきました。
初日は13時30分から日本ロータリー学友会 柚木裕子会長のご挨拶から始まり、第一部の総会として、昨年度の事業報告並びに今年度の事業計画が承認されました。
第二部においては、学友が協力して行った震災支援プロジェクトとして「①浜通りの小中学校への図書寄贈プロジェクト」「②震災直後の現地調査、支援プロジェクトのためのニーズ調査」「③盲学校生徒のためのハワイホームステイプロジェクト」が発表され、学友が持つ熱い情熱とスキルに加え、世界との繋がりを感じられました。
第三部では各地の学友会活動を報告する時間があり、当地区からは曽根会長が山静学友会50周年のつどいをPRさせていただきました。
その後、第2530地区の学友による歓迎演奏が行われ、素晴らしい音色に心癒された後に、待ちに待った懇親会が開かれました。
懇親会では各地の学友、ロータリアンがくじ引きで席を決め、新たな出会いと交流を楽しみながら懇親を深めていきました。
二日目、スペシャルエクスカーションとして、浪江町のご協力のもと、震災遺構であります請戸小学校を訪問させていただきました。
請戸小学校では大地震直後に教職員の速やかな判断のもと、全児童が避難され、一人の犠牲者も出さずに難を逃れられたようですが、校舎は津波被害の悲惨さを残しており、とても胸が痛みました。
その後、東日本大震災・原子力災害伝承館に移動して震災展示物を見学すると共に、震災当時に請戸小学校で使用されていたピアノを用いて、浪江町出身の学友ピアニスト(吉田昴城さん)の素晴らしいコンサートがありました。
当時の悲しい記憶を振り返りながらも、未来に向けた力強い演奏で感動しました。
その後にフタバスーパーゼロミル(浅野撚糸福島工場)に移動し、昼食と見学・ショッピングを各地の学友とロータリアンで楽しみ、最後の懇親を深めました。
こうして今年度の日本ロータリー学友会全国総会は、福島県浜通りの原ノ町で開催されましたが、2011年の東日本大震災とそれに続く原発事故から12年、力強く立ち上がった「福島の今」を見つめる良い機会になれました。
今回、長い時間をかけた準備から、当日運営いただきました日本ロータリー学友会幹事の皆様と第2530地区学友会の皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
山静学友会 幹事 鈴木 知子