インターアクト小委員会委員長 堀内満喜子
瀬戸内の穏やかで温和な気候に恵まれた4月22日(土)「第10回全国インターアクト研究会」がRI第2670地区をホストに香川県高松市高松国際ホテルにて13時より開催されました。阿波踊りと渦潮の徳島県・讃岐うどんの香川県・みかんと俳句の街愛媛県・よさこいと鰹と坂本龍馬の高知県の四国四県が開催地区となり【四国版おせったいの発信】が大会テーマでした。
当地区からは、次年度指導者講習会ホスト校であります沼津中央高校IAC顧問高津知江先生、同校IAC部長守屋栞奈部長、地区IA小委員会委員長堀内の3名で出席させていただきました。
オープニングでは、徳島商業高校の阿波踊り部(徳商連)の生徒さん達の阿波踊りと演奏で会場を盛り上げていただき、四国ならではのおもてなしに感動致しました。NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」の松田清宏さんの四国遍路の歴史・現在・文化についてお話にありました “お遍路のおもてなしの心は利他の心” は、ロータリーの人に対して尽くす奉仕の心にも繋がることを学ばせていただきました。
その後四国四県のインターアクターによる四国のクイズがあり、全国から集まったインターアクター達とロータリアン達は四苦八苦しながら回答を書き込んでいました。結果、当地区の守屋栞奈さんが1位(数名いました)をとり景品をいただき大喜びでした。
その後、日本インターアクト委員会委員長・三木明さんの講演『ここに集いしわれらは、誇りも高くインターアクト』と題して、インターアクター・顧問先生・ロータリアンがそれぞれどのように向き合うかという内容で話されました。インターアクター達には「楽しみながら、新しい人々と出会い、生涯に役立つスキルや組織力などが身に着き、そして世界市民になります。それは国際的なコミュニティの一員になる事を意味し、世界中の若者とつながることができるのです。インターアクターであるあなたは、ロータリーファミリーの一員です。ロータリークラブや地区、国際ロータリーがあなたを支えています。クラブや地区を越えてほかのインターアクターと繋がる機会が多くあります」と話されました。
顧問の先生方には「ロータリークラブと学校を結ぶインターアクターにとって欠かすことのできない大切な橋渡し役です。ロータリーに関心を持ってください。インターアクターを大切に守って下さい」とおっしゃっていました。
ロータリアンには「ロータリークラブとインターアクターの間の連絡を密に行いましょう。“たとえ明日が世界の最後の日であっても林檎の木を植える(マルティン・ルター)” そしていま、インターアクターもロータリアンも一緒になって種を蒔く時なのです!」という内容で講演は終わりました。
3年ぶりのリアル開催となりましたが、主催者と参加者が一体となり、直接熱いエネルギーを感じ合うことができ、情報の共有だけではなく心の交流の場が生まれ、インターアクターと顧問先生、そしてロータリアンもそれぞれに意義のある学び多き研究会でありました。